防風通聖散

肥満症に効果が認められた漢方薬(30日分)

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は皮下脂肪の多い肥満症に効果のある漢方薬です。18種類の生薬が脂質代謝を上げてお腹周りの余分な脂肪を分解・燃焼するほか、老廃物を排泄して便秘を改善する働きもあります。食欲が旺盛で、お腹周りや見た目の肥満に悩む方に適しています。 防風通聖散はこんな方におすすめ
・お腹まわりの脂肪を取りたい
・外出自粛でお腹まわりが気になり出した
・ぽっこりお腹が気になる
・便秘がち
・吹き出物(にきび)ができやすい
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防風通聖散の特徴

防風通聖散は「肥満症」に効能効果が認められている漢方薬です。脂質代謝を上げて、お腹の余分な脂肪を燃焼・分解します。

脂肪を落とす18種類の生薬を配合。 交感神経に働きかけるマオウや、脂肪代謝に働くカンゾウ・ケイガイ・レンギョウ、溜まった老廃物の排泄に働くダイオウ、さらに固まった老廃物に潤いを与えて出しやすくするボウショウなど。

それらの生薬が身体の中に溜まった余分な熱を取り除き食欲を抑え、お腹まわりの脂肪を分解・燃焼し、お腹に溜まった老廃物を排泄し便秘を改善します。

現代人の美食や食べ過ぎ、運動不足などから、腹部に皮下脂肪がたまった方に適しています。

防風通聖散の成分、効果・効能

【成分】

15錠(成人の1日服用量)中、次の成分及び分量からなる防風通聖散エキス末(2/3量)2.03gを含んでいます。
・トウキ:0.80g
・シャクヤク:0.80g
・センキュウ: 0.80g
・サンシシ:0.80g
・レンギョウ:0.80g
・ハッカ:0.80g
・ケイガイ:0.80g
・ボウフウ:0.80g
・マオウ:0.80g
・ダイオウ:1.00g
・硫酸ナトリウム:1.00g
・ショウキョウ:0.27g
・キキョウ:1.33
・ビャクジュツ:1.33g
・カンゾウ:1.33g
・オウゴン:1.33g
・セッコウ:1.33g
・カッセキ:2.00g
添加物として乳糖、バレイショデンプン、カルメロースCa、ステアリン酸Mgを含有します。

【適応症、効果効能】

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:
・高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘
・蓄膿症(副鼻腔炎)
・湿疹・皮膚炎
・ふきでもの(にきび)
・肥満症

【用法・用量】

次の1回量を1日3回食前又は食間に服用すること。
年令:1回量
・大人(15才以上):5錠
・7才〜14才:3錠
・5才〜6才:2錠
・5才未満:服用しないこと
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。

【使用上の注意】

・してはいけないこと
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること

・相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)発汗傾向の著しい人。
(6)高齢者。
(7)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(8)次の症状のある人。
むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位 : 症状
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
精神神経系:めまい
その他:発汗、動悸、むくみ、頭痛
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
間質性肺炎 : 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
偽アルドステロン症、ミオパチー : 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
肝機能障害 : 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
腸管膜静脈硬化症:長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢、便秘

4.1ヵ月位(便秘に服用する場合には一週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

【保管及び取扱い上の注意】
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わることがある。)
(4)吸湿しやすいため、服用後はキャップをしっかり閉めること。


【添付文書】

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