腎機能 自力で強化!腎臓の名医が教える最新1分体操大全

国内に1,330万人の患者がいるとされる新国民病「慢性腎臓病(CKD)」。慢性腎臓病とは、糖尿病性腎症や腎硬化症などの総称。悪化して末期腎不全に陥ると、人工透析や腎移植が必要になるばかりでなく、心筋梗塞や脳卒中のリスクも著しく高まることから、慢性腎臓病対策は喫緊の国民的課題となっている。 慢性腎臓病の治療では、かつては、運動後の一時的な尿たんぱくの増加を懸念して「安静第一」が常識とされてきた。しかし、「軽い運動」を行うと、①生活体力がつき、②心筋梗塞や脳卒中などの合併症を予防でき、③クレアチニン値が低下して腎機能を改善でき、④腎臓を長持ちさせて人工透析を先延ばしにできる、などの効果があることが国内外で多数報告され、現在では、腎臓病の患者さんのための運動療法「腎臓リハビリテーション」が急速に普及し、健康保険が適用されるまでになっている。 本書は、日本腎臓学会の評議員を務め東北大学大学院の教授でもある上月正博博士が、一般の患者にもわかりやすく、腎臓リハビリの各種の体操・運動のやり方を「1分体操」として詳細な図解とともに解説。運動療法の効果のしくみから、最新のエビデンス、実際に腎機能が改善した患者さんの症例、効果的な運動メニュー、行うさいの注意点までを網羅した完全ガイドブック。
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内容紹介

国内に1,330万人の患者がいるとされる新国民病「慢性腎臓病(CKD)」。慢性腎臓病とは、糖尿病性腎症や腎硬化症などの総称。悪化して末期腎不全に陥ると、人工透析や腎移植が必要になるばかりでなく、心筋梗塞や脳卒中のリスクも著しく高まることから、慢性腎臓病対策は喫緊の国民的課題となっている。 慢性腎臓病の治療では、かつては、運動後の一時的な尿たんぱくの増加を懸念して「安静第一」が常識とされてきた。しかし、「軽い運動」を行うと、①生活体力がつき、②心筋梗塞や脳卒中などの合併症を予防でき、③クレアチニン値が低下して腎機能を改善でき、④腎臓を長持ちさせて人工透析を先延ばしにできる、などの効果があることが国内外で多数報告され、現在では、腎臓病の患者さんのための運動療法「腎臓リハビリテーション」が急速に普及し、健康保険が適用されるまでになっている。 本書は、日本腎臓学会の評議員を務め東北大学大学院の教授でもある上月正博博士が、一般の患者にもわかりやすく、腎臓リハビリの各種の体操・運動のやり方を「1分体操」として詳細な図解とともに解説。運動療法の効果のしくみから、最新のエビデンス、実際に腎機能が改善した患者さんの症例、効果的な運動メニュー、行うさいの注意点までを網羅した完全ガイドブック。

書籍情報

【出版社】文響社
【発売日】20210311
【ISBN】9784866513508
【ページ数】152ページ
【著者】上月正博

【著者について】
上月正博
東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授。1981 年東北大学医学部卒業。2000 年東北大学大学院内部障害学分野教授、2002 年東北大学病院リハビリテーション部長(併任)、2008 年同障害科学専攻長(併任)、2010 年同先進統合腎臓科学教授(併任)。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長、日本リハビリテーション医学会理事。医学博士。日本腎臓学会評議員、腎臓専門医。リハビリテーション科専門医。総合内科専門医。高血圧専門医。腎臓リハビリテーション指導士。『腎臓リハビリテーションガイドライン』(南江堂)など著書・監修書多数。2018 年には腎臓リハビリテーションの功績が認められ、心臓や腎臓の分野に貢献した科学者に贈られる名誉<br>ある賞「ハンス・セリエメダル」を受賞。

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