手指の痛み・変形・リウマチ 慶応義塾大学医学部の名医陣が教える最高の治し方大全

手指の痛み・腫れから疑うべき病気、要注意の関節リウマチの疑問や悩みに慶應義塾大学病院の名医陣が回答する最新Q&A事典
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内容紹介

最近、手指の痛み・こわばり・腫れ・変形などを訴える人が、女性を中心に増えています。多くは、へバーデン結節などの変形性関節症や手根管症候群やばね指などですが、見逃すと心配な病気として注意しておきたいのが「関節リウマチ」。現在、国内に70万〜100万人の患者がいると報告されています。<br>関節リウマチは、手指や手首だけでなく全身の関節で炎症・痛み・変形・破壊が起こる原因不明の自己免疫疾患。かつては、ステロイド薬による対症療法が中心で悪化を阻止するのが困難でしたが、ここ20年ほどの間に生物学的製剤などの新薬が次々に登場し、朝の手指の関節のこわばりやはれに気づいたら早期に受診し適切な治療を継続的に受ければ、病状をコントロールしやすくなったといいます。<br>しかし、正しい情報が十分に伝わっておらず、旧態依然の対処法で不利益を被っている患者さんが少なくないことが問題視されています。<br>新薬による最新治療の情報はもとより、診断基準、病気の経過、症状、他の病気との関連から、運動療法、日常生活がらくになる自助具や生活の工夫、食事、さらに療養生活を支えるさまざまな福祉制度までを包括的に取り上げ、患者さんから実際に質問されることが多い125問に慶應義塾大学病院の名医陣が本音で答えるQ&A事典です。

書籍情報

【出版社】文響社
【発売日】20230626
【ISBN】9784866516257
【ページ数】200ページ
【著者】金子祐子  齋藤俊太郎

【著者について】金子祐子  慶應義塾大学医学部リウマチ膠原病内科教授
【著者について】齋藤俊太郎 慶應義塾大学医学部リウマチ膠原病内科助教

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